2020年東京オリンピックと東京パラリンピックが開催されますね。
オリンピックだけでなくパラリンピックの卓球もぜひ観たいと思っているところです。
観るなら、少しでも知識を付けていた方が観る楽しさが増しますよね。
卓球をしている方でも、使っている台が車いす用バリアフリーモデルの卓球台かどうか知らない人もいるかと思います。
私自身も違いがわかわないうちの一人でした。
パラリンピックに興味はあって観たい気持ちはあるけど、卓球台の違いあることを知らないという方は読み進めてみてください。
国際規格サイズの卓球台とは?
卓球台の国際規格サイズは以下の通りです。
国際規格サイズ
国際規格サイズ
長さ 274㎝
幅 152.5㎝
高さ 76㎝
ネットの高さ 15.25㎝
国際規格サイズの卓球台と車いす用バリアフリーモデルの卓球台は同じ大きさ
車いす用の卓球台も国際規格サイズです。
なので、大きさは同じです。
それでは、どこに違いがあるのでしょうか?
国際規格サイズの卓球台と車いす用バリアフリーモデルの卓球台の違いとは?
違うところは、車いすで卓球をするときに台の脚が邪魔にならないように作られている点です。
バリアフリー仕様でない卓球台は車いすで卓球をするときに、脚が邪魔で動きにくかったりぶつけてケガをしてしまうことがあります。
上の画像は左が通常の卓球台、右が車いす用バリアフリーモデルの卓球台を表しています。
通常の卓球台ではⒶが200㎜前後になっています。
車いす用バリアフリー卓球台ではⒷが400㎜以上確保されているのです。
Ⓑが離れている分、Ⓒにある横棒にぶつかることが少なくなるのです。
脚にハンデがある人の場合、脚の筋肉が少なく痩せているとぶつけたときにケガをしやすいです。
ケガがすぐ治ればいいですが、そうでない方もいるので安全に配慮してこのような脚の作りの違いがあるんですね。
車いす用バリアフリーモデルの卓球台は車いす使用者じゃなくても利用できる
国際規格サイズの卓球台とサイズは同じものです。
車いすを使用している人以外も車いす用バリアフリーモデルの卓球台を使用できます。
国際規格サイズの卓球台と車いす用バリアフリーモデルの卓球台の違いまとめ
国際規格サイズの卓球台と車いす用バリアフリーモデルの卓球台のサイズに違いはないです。
ただ、卓球台の脚に車いす使用者の脚がぶつからないような作りになっているという違いがありました。
私自身も卓球台の下に足を踏み込んだとき、卓球台で膝をぶつけてしまうということがよくあります。
車いす用バリアフリーモデルの卓球台だと全ての人が自身の脚を傷つけることなく安全に卓球できそうです。
普段何気なく見ている卓球台ですが、車いす用バリアフリーモデルの卓球台かどうか意識して見てみると良いかもしれませんね。